Ulanzi Falcam F22 ウランジ ファルカム F22 クイックシュー・クイックリリース の魅力

Ulanzi Falcam F22 クイックシュー・クイックリリース の魅力 カメラアクセサリー

はじめての投稿は最近お気に入りのUlanziウランジ Falcamファルカム F22 クイックシュー/クイックリリース シリーズについての感想をまとめてみます。

動画でもまとめていますので動画で見たい方は下記からご覧ください

お気に入りポイント

2022年7月からとまだ利用してから日が浅い(22/8執筆)製品になりますが、すでに好きな機材となっています。下記が大きな気に入りポイント!

取付け・取外しが簡単かつ しっかりしている

最大の特徴であると思いますがスムーズかつしっかりと固定される。

モニターにある回転防止機構にフィットする各メーカーごとのクイックリリースプレートが販売されている。

クイックリリースプレートにモニターなどの取付け部にある回転防止機構にフィットする製品があり。
各社のモニター用が出ているのが素晴らしい。

ブランドについて

Ulanzi|ウランジ

中国のブランドでカメラアクセサリーやスマホアクセサリーなどの商品を出している。比較的安いものが多く他社に似た製品もあるがオリジナリティがあるものも出ている。今回の製品も他社にないオリジナリティのある製品。

Falcam|ファルカム

今回はそのUlanziの中のブランドのFalcamの製品。Falcamの立ち位置は不明でクリックシュー・リリース製品としてののブランド展開でしょうか?

F22シリーズについて

オリジナルサイズのクイックシュー/クイックリリース
kickstarterでプロジェクトがありましたので始まりはクラウドファンディングからの始まりなのでしょうか?
カメラ用のクイックシュー・クイックリリースとは違い主にカメラ周辺機器に取り付ける用途になります。ボタンひとつで取付けと取り外しができ溝の位置でキッチリと止まります。

似た用途の物としては自分も使うことの多いNATO。こちらはレールになっていて好きな位置で止めることができます。

FalcamにはF38シリーズもありこちらは主にカメラ本体を固定する用途のクイックシュー。アルカスイスとも互換のあるプレートになっています。自分はジンバルの三脚とバッテリーの間に取り付けています。

F38シリーズ アルカスイスとも併用できる。

購入のきっかけ

Amazonに出始めの頃はなんとなく見ていた程度でそれほど気にしていなかったのですが、いつも参考にしているYouTubeチャンネル「DSLR Video Shooter」のこちらの投稿をみてからはかなり気になりだしてAmazonプライムデーに色々と買ってしまいました。

現在所有しているモデル

  • マジックアーム
  • カメラモニターマウント
  • トップハンドル
  • クイックシュー
  • サイドハンドル
  • カメラケージ用トップクイックリリースプレート(少しワイド)2個
  • クイックリリース5/3クイックリリースプレート(ワイド)
  • クイックリリースシステム(通常版)1つ追加
  • クイックリリースシステム for PROTKEYS 2個
  • クイックリリースシステム for FEELWORLD(SmallHD対応) 2個

他にもカメラケージやサクションカップ、ホットシュー用のものなどが販売されているようです。

使い方や動きについて

現在主にSONYのミラーレスカメラα7SⅢとFX3に対して利用しています。
回転防止つきのプレートははPROTKEYS、SmallHD、Accsoon、DJI RS3に取付けています。

基本機構について

ボタンを押してプレートにスライドさせる。ボタンを程よく離すと決まった溝の位置でしっかりと固定されます。長いプレートでは数箇所の位置で固定することが可能。
※基本のプレートではスライドインできるの一方向からとなります。外す時は入れる時と逆の動きで外すことができます。長いプレートは両方向から装着できます。

プレートについて

基本のプレートとなる正方形のプレート

各パーツの付属でついてくるプレートで真ん中に1/4ネジが切ってありそれぞれの機器に取り付けます。付属のネジを利用してケージやモニター等に取付けることもできますし、ネジが切ってあるため例えばアルカスイスのプレートに取付けることも可能です。

また回転防止のためのネジが切ってあり付属の細いネジを取付けることができます。
こちらの規格に対応したものはしっかりとフィットして回転防止になるでしょう。所有のものではRS3のパーツ、Accsoon CineEye2はこの規格でした。

長めのプレート

2本のネジで止めることができるのでしっかり取付けられて回転防止にもなります。
主にケージに取付けることが前提であると思います。現在α7SⅢのハーフケージに常設しています。
1本ネジの物も販売していて買い間違えに注意です。

他にもさらに長いプレートがあり購入ました、こちらはハンドルの位置をオフセットして使いたいときなどに良さそうだと思っています。

各モニターメーカー用のプレート

購入のきっかけにもなった回転防止のポッチがついたプレート。
今まで利用してたものNATOレールや直接ネジのものではがっちり締めていても使っているうちに緩んできてモニターだけ回転している。。なんてことがしょっ中。忙しい現場では結構イラッとします。

F22はfor PROTKEYS、for FEELWORLDがあるのを知ったため俄然欲しくなりました。
所有のモニターはPROTKEYSとSmallHDなのですがfor FLEEWORLD用は形状をみているとSmallHDに似ているなと思い予測で購入したら。ぴったり同じ規格のようでした。
※所有のSmallHD製品はIndie 7、702 Brightとなりどちらもピッタリでしたが他のモデルについては保証できませんのでご自身のもので判断してみてください。

カメラモニターマウント

モニターを好きな位置に動かしそのまま止まる。上下と首振り回転に対応しています。

上下について
六角レンチでトルクの調整が出来る。モニタの重さ等や好みのトルクで調整となります。
逆側のダイヤルは時計方向に回すとロックがかかり。完全に止めることができます。
人によっての使いかたがあるかと思いますが自分はきつめのトルクに締めてダイヤルは解放で利用しています。

首振り回転について
六角レンチでトルクの調整が出来る。はずですが購入した個体のせいなのかわかりませんが最大に締めても結構ゆるゆるの動きでした。
返品対象かなと思ったけども手続きがめんどくさいため、自分で調整するようにしました。このゆるさがデフォルトであれば参考にしてみてください。
と言っても単純簡単な方法でパーマセルでワッシャーのように噛ませているだけで。隙間を程よく埋められた模様でちょうど良いトルク感になりました。
(※これは今後使っていくうちにパーマセルが取れたりする可能性があるので自己責任にて)

マジックアーム

しっかりと止まるマジックアームです。
より自由な位置でモニターなどを固定することができます。自分の環境では出演者に向けて立ち位置の確認をしてもらう場合、ディレクターなどに向けル場合に利用することが多いアームとなります。
※少し気になるところは回すハンドルが長いためモニターなどにぶつかり一度位置を調整してから締め直すということもあります。こちらは同じ機構のSmallRigのものでは感じたことがなかったのでもう少し短いハンドルだと良かったと思います。

トップハンドル

2つの構造になっているトップハンドル
全面にシューを追加することでモニターマウントを取り付けたり、マジックアームを取付けることが可能。
ハンドル部分だけ外してシューが2つなんて使い方も可能。

サイドハンドル

ケージのサイドに取付ける設計になっています。
ハンドルの上部はオスとメス両方対応となっています。マイクや照明にプレートを付けておいても使えるし、カメラモニターマウントやマジックアームを取り付けて利用することも可能です。

α7SⅢやFX3でカメラ上部でマイクを利用する時にモニター位置を下げるためサイドに設置しようと思い購入しましたが、左手ははレンズ添えることが多く、モニターをつけると左重心となってしまい結局自分には合わない製品になりそうです。
サイドハンドルを普段から利用する方は良いかもしれないです。

クイックシュー

雲台やアームなどに取り付ければそれぞれがF22システムになります。
とりあえずの購入だったのでひとまず置いてあります。

カスタム利用・TIPS

あくまでこちらの環境での利用になりますので、同方法利用する場合は動作の確認を行なってください。

シールを貼って取付け方向確認

スライド方向が一方向なため逆から入れようとしてしまうことがしばしば。ぱっと見で位置を把握しやすいようにシールを貼っています。

NATOとの組合せ

現在所有しているケージにはNATOレールが初めからついてそれをうまく使いたい。クリックリリースプレートも数に限りがあるので全てのカメラケージに取り付けられないということもあり。NATOクランプにF22プレートを取付けて利用しています。NATOクランプはNICEYRIGのもの回転防止のピンを片方に取り付けてピッタリにはならないが回転防止にも少しは役立っているのものと思います。

また逆といいますかNATOクランプでF22のプレートに対して取付けることもできています。これは持っているものではねじ回しタイプのクランプでは可能でした。

マジックアームの付け替え

所有しているPGYTECHのマジックアームでは交換が可能でした。こちらはハンドル部分が干渉しないのでしばらくこちらのセット利用してみたいと思います。
SmallRig2071ではサイズが違いました。

購入について

購入時(22/7)で販売箇所を探して購入したショップは日本Amazonと中国のショッピングモールAliExpress。

日本Amazonでの購入製品はこちら(販売元はULANZI Select Japanのもを利用)

記事が参考になって購入予定の方は是非リンクよりお買い求めください。
(現在Amazonのみアフィリエイトリンクとなります)

AliExpressでの購入製品はこちら

・クイックリリースシステム for PROTKEYS(色の選択からPROTKEYS用かFLEEWORLD用を選択)
・クイックリリースシステム for FEELWORLD(SmallHD対応)

・クイックリリースシステム(色の選択からプレートだけ選択)
・クイックリリース5/3クイックリリースプレート(色の選択からワイドのものを選択)

Ulanzi製品は日本アマゾンで売っていないもの結構あるようでAliExpressで購入するかUlanziの本国公式ネットショップでの購入になりそうです。今回は各モニターメーカー用のプレートは日本AmazonではみあたずAliExpressで購入しました。AliExpressでは発送から到着までの予定が1ヶ月ほど記載されていましたが、13日ほどで到着。
AliExpressは記載通りの1ヶ月かかることもあったり早く到着することもあったりと読めないので急ぎのものは購入しづらいですね。Ulanzi公式ではまだ購入経験はありません。

購入時の価格について(購入時期は22/7)

  • マジックアーム:5,279円
  • カメラモニターマウント:5,039円
  • トップハンドル:8,099円
  • クイックシュー:2,592円
  • サイドハンドル:7,199円
  • カメラケージ用トップクイックリリースプレート(少しワイド):1,788円x2
  • クイックリリース5/3クイックリリースプレート(ワイド):2,260円
  • クイックリリースシステム(通常版)一つ追加 :1,809円
  • クイックリリースシステム for PROTKEYS 2個 :2,084円x2
  • クイックリリースシステム for FLEEWORLD(SmallHD対応) 2個 :2,084円x2

でなんと40,021円も利用してしまっていました…
アマゾンで購入したものはプライムデーのポイントバックや割引のタイミングであったりと少しは還元されてはいますが。。なかなかの出費。

最後に

まずはカメラモニターマウントと各プレートだけ揃えて、追加でパーツを買って増やしていくのも良さそうです。特に日本Amazonで販売しているものはすぐに届くのて少しづつ増やすのは良さそうですね。

F22システムとしては今後更に既存のパーツでもサイズ違いの物や新製品が出ることに期待。うまく他のシステムとも連携したものに仕上がると使いやすいなと思います。

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